レクトロン チューニングビデオ

How to tune a Lectron on a Harley.
Please note that this carburetor was built with the fuel screw and idle screw on the same side for demonstration purposes. Most carburetors will have the idle screw and fuel screw on opposing sides.

EFIチューニング全盛の時代にキャブレターとは、、、アナログで最高です!
という事で、レクトロンのチューニング方法を解説したビデオです。

英語ですが、下記に概要をまとめていますので参考にしてください。
キャブ自体はメーカーで調整してから出荷されますので基本的に調整の必要は無いです。

必要な場合でも本当に少しだけスクリューを開け閉めするだけです。必要があれば、アイドルは1/4回転開閉、フューエルスクリューは1/8回転開閉。スロットルを全開してでガスが追い付いてないようであれば、Adjustable power jet screw and springで調整します。スライドについているメータリングロッド(Metering rod)で調整しますが、基本的には調整不要です。

フューエルスクリューとアイドルスクリューの両方を調整して、低速、及びアイドリング時の理想の空燃比を調整します。

アイドルスクリューでスライドの調整を行います。スライドを上げると、空気を多く吸い込む量、エアスピードが上がるので、フューエルスクリューを緩め、ガソリンの供給量を増やす必要があります。

アイドリングを下げたい場合は、アイドルスクリューでスライドを下げ、フューエルスクリューを閉め、ガソリンの供給量を減らします。*アイドリングを落としたからと言って中速、高速域で影響を及ぼさないです。アイドル時はフューエルサーキットで、メータリングロッドからガソリンは供給しないからです。

中速、高速域での調整はパワージェットスクリューで行います。
緩めれば、ガソリンの供給量が増します。閉めこめばガソリンの供給量が減ります。ダイノが無ければプラグの焼けを見て判断してください。

これでもキャブの調子が悪ければ、メータリングロッド調整が必要です。殆どの場合はリーンコンディション。スライドをボディから外し、専用ツールでメータリングロッドを1/4回転閉めこみます。その後、メータリングロッドを押し込み、平らな面を正面併せて調整完了。