新しい人、懐かしい人に会えたあっという間のラスベガスでした。
AIM EXPOは、昨年よりも来場者数もベンダー数も増えたとの事で参加されていたベンダーの方も満足されていました。
日本からもオーバーレーシングさん、ベスラブレーキパッドさんが、AIM EXPOに参加されていました。
このように、海外で日本の企業が活躍して頂けるからこそ日本製品の認知度、存在感が上がり、自分みたいな海外と取引しているセールスにとっては本当に心強い限りです。有難う御座います
タッカーのセールスミーティングに参加、新商品セミナーを受けてまいりました。
その中でも気になるのはバンスアンドハインズのニューラインアップのPCX。巷ではまことしやかな噂なのか、真実なのかいろいろと耳にします。実際はどうなのか??
PCXのビハインドストーリーとして、FTC(FEDERAL TRADE COMMISSION)公正取引委員会、とCARB(California Air Resources Board)カリフォルニア大気資源局の存在。
CARBに関しては、カリフォルニア州で販売できる商品と出来ない商品が分別されています。
49-State Emissions Compliantの表記がある商品を意図的にカリフォルニア州で販売すると違反になり、罰金が科せられます。これ以上の話はここでは割愛します。
今回の大きな問題はもう一つのFTC。何故に公正取引委員会的なFTCが関わっているかと言うと、ハーレーの保証に対してガイドライン、『社外パーツを取り付けた車両に対して保証対象外』と言うガイドライン。製品を保証対象内にする為の動きとしてアクションを起こしたバンス&ハインズ。そのラインアップがPCXシリーズ、FP4、VO2エアクリーナー。(*但し、FP4は車台番号で使用制限が異なります。5HDのモデルに関してはFP3同様になっています)
結論。新しいバンス&ハインズのラインアップは旧モデルよりもパフォーマンスを控えめにしています。と言っても、ストリートレベルでは十分なパフォーマンスを堪能できますのでご安心ください。
これらはアメリカ国内の規制に対してのアクションなので、アメリカに比べて規制の緩い日本のユーザーには無関係な話に感じるかもしれないです。しかしながら、大局的にみると自由な風潮のあるアメリカでさえ、バンス&ハインズクラスの大規模な製造メーカーは新しい規制に対して対応しているという事。それは、バンス&ハインズを守る為だけでは無く、エンドユーザーの楽しみを守るためでもあります。
新商品の情報は随時ポストしていきます。
AIM EXPO後記
